“何を伝えたいか”考えるよりも「読み手の現実へ入る感覚」がライティングを磨く最大のコツ

前回に「制作会社へ依頼せず売れるランディングページを最速で構築したいならキャッチコピー力が鍵」という記事を書いたので、今回は実際にどうアプローチをすれば“より良い文章が書けるのか”という部分に着目したい。

まず、良い文章とは何か?これは色々な考え方があるが、一言で表現すると感情が揺さぶられる文章だと言える。もう少し噛み砕くと人を動かせる文章だ。

そのためにもっとも重要となるキーワードが「目線」である。例えば、文章を書く際に「何を伝えたいか?」を考えると基本的には“あなたが中心”になる。

しかし、文章を読むのはあくまでも読み手である。そこで一旦「自分目線」を置いて「どう伝えるべきか?」にシフトをすると少し物事の見え方が変わる。

何から話せば伝わるのか、どのような順序で組み立てるべきか、相手が使っている単語は何か、生活環境は違うのか、などすべてを汲み取っていくのだ。

これが「読み手目線」。そしてもう一つが天井から客観視する「俯瞰目線」。

この「俯瞰目線」は“自分目線と読み手目線の行き来を繰り返すあなた自身”を客観的かつ冷静な状態で遥か彼方から眺める『メタ的な視点』である。

ライティング時は大前提としてこの「3つの目線」が重要だと理解しよう。

良い文章を書くための3ステップ

以下の手順を段階的に意識すると文章は書きやすい。できる限りすべての項目で視点切り替えを行いながら自分なりのコツを掴んでいって欲しい。

  1. 1. 読み手の現実へ入る
  2. 2. 単語と表現法を考える
  3. 3. 俯瞰的に細部を見直す

ただし、注意したいのは「相手へ入り込みすぎてしまわない」こと。どんな時も目線が一つに寄りかかってしまうような偏りは良くない。いつも冷静に3つの視点を高速で切り替えながらあなたの頭をフル回転させる努力が必要だ。

簡単なトレーニングで「俯瞰的に本を読む」という訓練方法が面白い。

例えば小説を読む時に多くの人は主人公として本を読む。主人公目線はストーリーに対して何の疑いもなく純粋に読み込むいわゆるスタンダードモード。

次に、作者側の目線で読む。これは編集者の目線とも言える。文章の流れにおかしな点はないか、文字に誤字脱字はないか、セリフに統一性はあるか、使っている言葉の整合性は図れているかなど細部を見ていくチェックモード。

そして3つ目は、骨組みとして読む。本全体の構成(起承転結)や、目次の書き方を詳しく調べてみたり、オープニングに差し込むあらすじの展開や、本最後を締める著者メッセージの作り方などを分析するフレームワークモード。

こういった目線で本を読み分けるだけで得られる知識は3倍以上になる。

木を見て森を見ず、という言葉があるように人はいつだって盲目だ。しっかりと目を開けて前を眺めていたとしても客観視できていない瞬間は大いにある。

こういった事実を受け止めていくのがライティング技術を磨くコツである。

意識的には「字間を読む」という感覚に近い。ただ、文字を読むだけではなく、文字と文字の隙間にある空間を自分なりに想像してさらに膨らます。

表面だけを見ずに裏側にも目をやる。綺麗な部分だけを見るのではなくあえて現実も凝視してみる。人によっては辛い修行的な訓練になるのかもしれない。

しかし、これが思いの外、深い思考へと入っていくきっかけ作りになる。

大事なのは、中途半端ではなく“本気”で相手の立場になって「現実へ入る」という試み。自分自身の脳みそを騙して上手く思考をコントロールしてみよう。

どんな時も「3つの目線」は忘れず取り入れて欲しい。目線をずらせば世界が変わる。この記事があなたの未来を変えるきっかけとなれば幸いだ。

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最終更新日:2018/06/25